齋川 和香 さいかわ まどか さん_1

卒業生インタビュー

小学5年生からほとんど学校に行けず、中学ではいじめを経験した齋川さん。起立性調節障害や友だち関係の不安にもがきながらも、科学技術学園高校(以下かぎこう)では温かい仲間と先生と出会い高校生活を楽しみました。そして、好きな英語とダンスに打ち込み、法政大学合格を成し遂げました。お互いのやりたいことを認め、応援し合える環境があるかぎこうがすごく好きだと言います。


これまでの悔しさを胸にかぎこうへ

 小学5年生からほとんど学校に行けず、正直、学力試験や内申点で高校進学するのは難しい状況でした。小学校高学年では担任の先生との相性が悪く、中学ではいじめられていました。LINEでのいじめが主で、グループを急に退会させられたり、長文の悪口が直接送られてきたりとひどかったです。結局、数えられるくらいしか教室に行ってなかったです。

 そこで、チャレンジスクールを受験したのですが、落ちてしまって…。急にそれまでのことがすごく悔しくなりました。私のことをいじめてきた子たちが先生たちには気に入られて、推薦で高校に入ったと話を聞いた時に「私、絶対この子たちに負けない。絶対いい大学に入ってやる」と思ったのです。そして、中学の先生からかぎこうを教えてもらい、見学をしてそのまま入学を決めました。

 かぎこうは、「JK(女子高生)やりたい」という私の希望に合っていました。みんなとおそろいの制服を着て週5日通えるコースがあって、修学旅行もあります。あと起立性調節障害で朝が苦手な私でも、家からも近くて通いやすかったのもよかったです。


>>次ページはこちら

TOP