太田 愛香 おおた あいか さん_1

卒業生インタビュー

起立性調節障害で体調を崩し全日制高校から科学技術学園高校(以下かぎこう)に転入した太田愛香さん。週2日クラスとイブニングクラスを併用し、自分のペースで通いながら体調を整え、週5日登校する通学型クラスへ変更しました。大学受験の際は、「かぎこうの先生方には、お世話になりすぎたと思うくらい、本当にお世話になりました」と感謝を語っています。


包み隠さずリアルを語る先生に安心感

 中学卒業後は全日制高校に進学しました。しかし、高校1年の夏頃から体調が悪くなり起立性調節障害と診断されました。 全日制高校は休める日数が決まっているのに体が動かなくて、しんどかったです。結局、身体的にも精神的にももう無理でした。でも高校中退のままだと、その先もつらくなるかもと考えていました。

 そこで、私から両親に通信制高校への転入を提案しました。でも「いきなり通信制高校を選ばなくても…」「1年留年してでも、そのまま通ったほうがいいんじゃない?」など、意見が合わずにもめた時期もありました。今思い返せば、両親はすごく心配してくれていたんだとわかりますが。

 ただ、高校を卒業する意向は合致していたので、両親も、最後は私の意見を尊重してくれました。そして、一緒に学びリンクの通信制高校・サポート校合同相談会に参加し、かぎこうと出会いました。

 その時、ブースで説明してくださった先生が印象的でした。

 「かぎこうには、東大に合格した生徒がいます。でも、うちではほぼ何もしていません。勉強はちゃんと自分でやらないと大学は行けないよ」と現実的な話をちゃんと隠さずに話してくださって、説明を聞いた他の高校と違うと感じました。そんな先生がいる学校は信頼できると思い、私も両親も安心感を抱きました。そして高校1年の11月にかぎこうに転入しました。


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