塩﨑 夏果 しおざき なつか 先生_1

先生インタビュー

▶︎広がる繋がりの輪に感動します

 私は4歳の頃から習字をならい、高校では書道部に入りました。それまでは手本通りに文字を正しく書く「書写」だったのに対し、高校では文字で表現する「書道」に変わりました。その魅力にはまってしまい、さらに楽しくなりました。そんな高校2年生の頃から、書道を職にしたいと考え、教員になることを決めました。

 書道を職につなげたくて教員になった私ですが、今は書道を教えることよりも、生徒と関わることが楽しいと感じる自分がいます。学年やコース、クラスで生徒の雰囲気が全く違ったり、成長のペースがそれぞれだったりするからこそ、やりがいを感じます。普段の授業では個々の雰囲気のあるクラスでも、好きなことを学べる「クリエイティブレッスン」や「土曜講座」では、学年やコース関係なく、生徒自ら他の生徒と仲よくする姿が見受けられます。仲よくなった生徒たちが、一人でいる生徒に声をかけるようになって、どんどんつながりの輪が広がっていくのを見ると感動です。

 また、最初は授業開始ギリギリに登校していた生徒が、だんだん余裕を持って登校して、授業前におしゃべりを楽しむ姿を見られるようになった時は本当に嬉しかったです。こんな生徒一人ひとりの成長を目の当たりにできることが、働いていて一番嬉しいことです。

 生徒の中には、人との関係性を築いていくことが苦手な生徒もいます。私自身も、さまざまな人が大勢いる中で無理に全員仲よくしましょうねという雰囲気が苦手でした。そのため自然に私が声かけをして、いやすい雰囲気づくりを心掛けています。将来は、気軽に話しかけられる頼れる先生になりたいです。



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