井上 眞 いのうえ まな さん_1

在校生インタビュー

中学時代に友だち関係がうまくいかず不登校になり、お母さんから科学技術学園高校(以下かぎこう)のことを知りました。自由な講座選択ができて好きな日本舞踊に励みながら勉強もできる、そこが井上さんの心をぐっと掴んだようです。日本文化に通じる「着付け」をクリエイティブレッスンで受講中です。勉強も中学時代の遅れを取り戻しながら、週5日通学型クラスで大学進学を目指し徐々にペースを上げています。


自分のやりたいことを本気で貫ける

 中学時代に、私は友だちとの付き合いが億劫おっくうになってしまったんです。話が合わないというか、頑張って合わせていくのが正直つらくなってしまいました。 友だちの大半がキャピキャピしている、すごく元気のいい子が多くて、私は比較的落ち着いているのがいいなと思っていたんです。

 中1の最初のほうで行かなくなって、その後3年は高校受験があるからとまた通い始めてそれも5月下旬ぐらいまでで…。また行かなくなってしまいました。

 私は母からかぎこうのことを教えてもらいました。それまでは通信制高校自体まったく知りませんでした。母の説明を聞いて、すごく画期的だと感動したのを覚えています。私みたいに学校に行ってなかった人だけじゃなくて、学業以外の習い事などに本気で取り組みたい人にも行きやすいシステムになっている。自分のやりたいことに集中して時間を使える、やりたいことを貫ける仕組みだと思いました。

 さらにかぎこうの学校案内パンフレットをのぞくと、生徒さんの1日のスケジュールが載っていて、空いている時間でいろんなことができるんだと驚きました。とても参考になったのが、卒業生でバレリーナになった方のお話です。実際にそういう時間の使い方もできると分かりました。

 私は小1から10年近く日本舞踊をやっていて、不登校の時も続けてきので高校生活と日舞を両立できるように感じました。


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